家族や仲の良い友人などに、ホームページやパソコンに詳しい人がいることは、とても心強いものです。
特に、経営者の方やお店の責任者の方は、毎日がとても忙しいので、難しいなホームページなどにかかる時間は、
できるだけ誰かに任せてしまいたいものです。
そういう意味からすると、友人や家族に頼むことは、気軽にお願いが出来ますし、 お金も業者ほど要求されることもないので、非常にメリットが大きいと思います。
しかし、思わぬ落とし穴があることもご注意ください。
ちょっとした一例を挙げてみます。
社長:「我が社もそろそろホームページを作りたいなぁ。」
社長婦人:「そういえば、お隣の奥さん、最近パソコン教室でホームページの作り方習ってるそうよ!」
社長:「そうなのか?じゃ、お前一回お願いしてきてくれないか?」
社長婦人:「はい。わかりました。きっと奥さんも喜んで引き受けてくれるんじゃないかしら?」
-- 翌日 --
社長婦人:「奥さん!実はちょっとお願いがありまして・・・」
お隣の奥さん:「なんでしょう?」
社長婦人:「実は、主人の会社のホームページを作ることになりまして、奥さんにお願いできないかと・・・」
お隣の奥さん:「え!?私でいいのかしら?」
社長婦人:「うちの主人も是非お願いしたいそうなので」
お隣の奥さん:「でも、上手には作れないわよ・・・」
社長婦人:「大丈夫ですよ!きっと主人も喜んでくれますわ。」
お隣の奥さん:「それでは、時間かかるかもしれませんが、がんばってみますわね。」
-- その夜 --
社長:「隣の奥さんどうだった?」
社長婦人:「快く引き受けてくれましたよ!」
社長:「そうか!いやー、出来上がるのがたのしみだなぁ!」
社長:「隣の奥さんにお礼をしなきゃな。」
-- それから1ヶ月後 --
社長:「隣の奥さんホームページどのくらい進んでいるのかな?」
社長婦人:「催促してるみたいで、なかなか聞きずらくて・・・」
社長:「そうだよなぁ。もう少し待ってみるか。」
-- さらに2ヶ月後 --
隣の奥さん:「遅くなってごめんなさい。やっとできましたよ。」
社長婦人:「本当!嬉しいわ。」
隣の奥さん:「でも、自信ないんだけど・・・」
社長婦人:「いいえ、がんばってくれたんですもの、きっと主人も喜びますわ!」
-- その夜 --
社長婦人:「ホームページできたそうよ!」
社長:「そうか!よし、早速見てみよう!(パソコンを開いてみる)」
社長・社長婦人:「む・・・(なんかかっこ悪いなぁ)」
少々、長い寸劇ですみません。(;;)
でも、実際に結構よく聞く話です。
このような場合の問題は、デザインや使いやすさに問題があっても、一生懸命作ってくれた友人に、直してくれとは言いにくいものです。
また、完成までの時間も問題です。本当はもっと早く欲しくても、相手も忙しいことを知って、且つ、こちらからお願いしている手前、なかなか催促もしにくいのが人情です。
また、いくら、リニューアルしたいと思っても、頼んだ手前、すぐに更新されたのでは、相手の気を悪くしてしまいます。
やはり、餅は餅屋に頼む方が、時間も経費も、ストレスも少なくホームページを立ち上げれらるのかもしれません。
私たちのような業者に依頼した場合は、気に入らなかったり、納期に遅れたら、気兼ねなく怒ったり、文句をいうことが出来ますしね(笑